今週の鶴見川


2003/6/28 土

14時40分。曇り・気温27度
北より微風、もうすぐ満潮

台船より鶴見川を見る

 先週の日曜日に、練習をさぼって三浦半島へ水遊びに行ったのだが、 海岸で酒に酔った父親に平手打ちされる子供を見てしまった。  それ以上やらせないようにするために、近くからけん制する人もいたが、 自分を含めて多くの人たちは遠目にそれとなく見ているだけだった。  子供たちは怯えた様子であったが、やがて立ち上がって親が来たのと反対の方向へ 歩いていった。 しかし家に帰ればこの父と、また共に暮らさねばならない。  素面では普通の父親であるのかもしれないが・・・。

 本日漕行15Km、1時間50分

 雨が多かったせいか、川はゴミだらけである。 なぜかソファーまで流れている。  ボートも出ていたので右側通行を励行せねばならず、ゴミの群れをかわすこともできない。  垂直に近い角度で水面に入る舳先には、藁くずのようなものが引っ掛かっているので 水を巻き上げながら艇は進む。 日差しもなく、この時期としては涼しい方だろう。  まずまず楽に漕げる。 艇を出したのが遅かったので、3週目には他の艇は上がってしまい 一人だけになる。 こうなると退屈だ。 子供の嬌声が聞こえたので堤防の上に目をやると、 前後に子供用の座席を取り付けた自転車が、スピードを出して通り過ぎてゆく。  ペダルをこぐのは父親か。 前後に乗る子供の笑い顔が目に浮かぶようだ。  自転車はスピードを落とさずに堤防の上を走り続け、視界から消えていった。

 さて、鶴見川での練習日記をつけ始めてまる3年になりますが、 これもいよいよ来月で終わろうとしています。
 7月22日に横浜を去ることになり、その後は高知市に住むようになるのです。  これでは私が鶴見真吾でもナイかぎり「鶴見カヌークラブ」を名乗ることはできません。  というわけで当サイトは、時間の問題でその存在意義を失う訳でありますが、 (既にナイなんていわないでね)まあ、特に削除する必要も感じないので 当面このまま放置されることになると思います。  むこうでレーシング艇以外のカヌーを手に入れるとか、すんばらしいレーシング艇向きの ゲレンデを見つけるとかしたら、また練習日記みたいなもんを再開するかもしれませんが、 それは行ってみなければわかりません!  当サイトを見て下さっている、あなたと・あなた、そしてぇあなた。  いつも本当にありがとうございます。 あと二三回は、練習すると思いますので、 よかったら、もう少しおつきあいくださいね。



2003/6/14 土

14時50分。曇り時々雨・気温27度
南の風3m、もうすぐ満潮

台船より鶴見川を見る

 本格的に梅雨空である。また蒸し暑くなりつつもあり、過酷な季節が近づいてきたよ。

 本日漕行14Km、1時間45分

 潮が上げてきているときは上流に向かって川が流れる。  一時間に7〜8百メートル位の速さで潮が流れている。  南風とあいまって、上流へ漕ぎ進むときはだいぶ加速される感じだが、 なぜだか横方向の小波が立っていてとても不安定だ。  こういう時はフィニッシュでパドルを水面に残してバランスを取る癖がついているので、 漕ぎ続けても加速しない。 よろよろっと漕いでぺたっとパドルを水面に浸ける繰り返しである。  で、予定の時間に台船に戻れそうになくちょいと早めに練習を切り上げた。



2003/6/8 日

13時30分。晴れ・気温26度
北の風2〜3m、潮は引いている真っ最中

台船より鶴見川を見る

 ふと気がつけば6月の第二日曜日。
先週練習したか?

 本日漕行12Km、1時間25分

 もうすぐ梅雨入り最後の晴れ間か。だいぶ気温も上がってきて練習が厳しくなってくる。
 昨日は曇り時々晴れで、今日は曇り時々雨・・・の筈だった。  帽子を水道で、びしょびしょに濡らして被り直し、艇を出す。
 潮が引き始めていて、川に流れがある。一見平板に見える鶴見川だが、水の流れ方が複雑な部分は 川底に起伏があるに違いない。 レーシング艇が一般的に激しく不安定なのか、オイラがあまりにも へたくそなのか、艇はすぐに傾こうとする。相変わらず気を抜けない。
 今日はカヌー教室があって、20艇くらいのカヌーがコースに出ているのだが、 こちらが危なかしいので近づくこともできない。競技艇は孤独な存在なのだ。
 先週練習をさぼったのと最近の運動不足がこたえたか、肩の筋肉が痛み始めたので 3周でリタイア。 我ながら粘りのないものである。




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