時折晴れ間の見える薄曇り。しかも気温が低い。こんな練習日和に漕がないのは、 いくら灰色の河でももったいないというもの。

　本日漕行１６Ｋｍ、１時間４９分

　流れは緩やかに下流に向かっている。川だからあたりまえだろうって？そうじゃない。 この川はコース最上流の末吉橋ですら水位が変わるくらい潮が入っている。 　だから満ちてくるときには流れが逆流していることすらあるくらいなのだ。 　流れが少ないのでフラットウォーターの練習に適しているわけだ。（そのぶん単調とも言えるが）
　３０センチくらいのボラが盛んに飛び出してくる。だいぶ水温が上がっているのだろう。 　１周４キロメートルを漕ぐわけだが、２周目のあたりが一番長く感じる。 その先は頭が働かず体だけが動いているという、ある意味幸せな状態になっていく。 　ナチュラルトリップ中とはいえ、体は重く、フォームは決まらない。 　まあ、当たり前と言えばそれまでなのだが。

　少々来場が遅かったが、もう夏時間になっているので最終は１７時３０分。 　楽勝である。

　本日漕行１６Ｋｍ、１時間５０分

　曇りであまり風もなく絶好の練習日和だが、気分はちょっとダルめ。 　４周漕ぎきるために気合いを入れ直して艇を出す。
　最近体が硬くなってきたのか、上体のひねりに切れがない気がする。 　ゆっくり２周を漕いでもなんだか調子がでないような感じだ。 　３周目でもさしてペースが上がらず、 ４周目も予定時間が迫っているのでピッチを気持ち上げるも速くなった気がしない。
　なんとか時間までに台船に辿り着いたが、今日は最後までダルさを抱えたままだった。 　が、時間を見ると先週よりも３分ほど速いことに・・・。 　自分の感覚と客観的なコンディションには差があると言うことか。

　気がつけばゴールデンウィークが終わっている！ 練習はやったっけ？

　本日漕行１６Ｋｍ、１時間５３分

　正直少々疲れ気味だが、風も弱く動力船の姿もなく、絶好の練習日和だ。 　最近めっきり練習の密度が落ちているので、なんだが腕がとても非力になった感じだが、 漕げるだけましってなもんで、ゆっくりでもとにかく四周を漕ぎきることに専念する。
　最初の内は孤独と妄想を楽しみながら漕いでいたが、二周半を過ぎる頃には、ほぼ無意識に 漕ぐようになっていた。　くたびれるとそんな感じになりやすいが、そうなってしまえば 中盤のキツイところを難なく通り過ぎることができる。　最後は四週目を流してオシマイ。
　今日はちょっとくたびれた気もするが、これでも始めた頃に比べればずいぶん楽に 漕げるようになったものだと思う今日この頃。