今週の鶴見川


2003/1/25 土

13時15分。晴れ・気温9度
北東の風2〜4m、満潮から干潮へ

台船より鶴見川を見る

 ついさっきまで8mを記録するような風が吹いていたんだそうだが、今はそよ風程度。 というか家を出たときからあまり風はなかったようだが、このあたりの気流だけが不安定なのか?  艇を出すと森永橋手前あたりの上空を、翼長30センチくらいのユリカモメが羽ばたきもせずに舞っている。 あのあたりにサーマルでもあるのかもしれない。

 本日漕行16Km、1時間52分

 川は干潮へ向かって流れが速くなっている。 日差しは暖かいが若干の風で膝が冷える。  川を渡ってくる風の塊は、穏やかな水面にくっきりと風紋を見せる。  向こうから風の足跡が迫ってきて、舳先がそれに触れる前に顔が風の塊に突っ込む。  風が見えたならきっと雲のように迫って来てるに違いない。  風を追いかけて四週終了。 つまりぼんやり漕いでいただけってことね。



2003/1/19 日

13時20分。曇り・気温10度
北東の風2m、もうすぐ満潮

台船より鶴見川を見る

 薄い雲に覆われた空。 天気は下り坂だが、落ち着いた雰囲気ともいえる。  コースに出ているのはボートが二隻だけだ。  それほど寒くはないのでスパッツ姿で艇を出す。

 本日漕行16Km、1時間48分

 先週練習したので体はまずまず動くが、素足の膝小僧が少々冷える。  心静かに漕ぎ行けば首の白い鵜が水面を低く飛び去る。  住み着いている小ガモも頼りなく羽ばたいて逃げてゆく。  潮がひたひたと満ちてきて、流れのない大きな川は溢れそうになっている。  街が水に浸りそうな不思議な景色の中を四週漕いで上がった。
 夜になると雨が降り出した。



2003/1/12 日

13時30分。晴れ・気温13度
北の風2m、満潮から干潮へ

台船より鶴見川を見る

 2003年の初漕ぎである。 前回の練習が12月23日だったので、 ほぼ3週間ぶりの鶴見川だ。

 本日漕行16Km、1時間48分

 穏やかな水面、柔らかな日の光。 春のような陽気にロングジョンを脱ぎ、 Tシャツとスパッツ姿で漕ぎ始める。  年末をぼんやりと過ごしたせいで、体が漕ぎ方を思い出すのに時間が掛かるようだ。  最初はバランスに注意してゆっくりと。 そしてだんだんにパドル捌きに注意を向け、 ピッチを上げていく。  微風のみで平坦な、正にフラットウォーター。  こんな水面でないと推進力優先の漕ぎ方はできない。  それは自分の技術が低いからなのだろうか?
 ともあれ不安の少ない状況下で、それなりに力を込めて漕ぐことができた。  上陸した後、久々に体を動かした爽快さを感じている自分に気がついた。




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