今週の鶴見川


2002/6/29 土

14時30分。曇り・気温21度
東の風2m、干潮

台船より鶴見川を見る

 ワールドカップも明日の横浜で行われる決勝戦で終わる。  あっという間の一ヶ月だった・・・
というのはクライアントへの言い訳にはならんだろうな− などと、この場とは関係ないことが脳裏をよぎる。  自分などはにわかサッカーファン(見るだけ)にすぎないのだけどやっぱり寂しい。
 ただ、今大会は韓国戦のミスジャッジで大荒れになってしまった。  これについては当の審判が帰国後暗殺されてしまった模様であり(後に誤報と判明)、 決勝大会が終わってから報道されるのだろうが、後々には 問題ありの大会だったと評価されることになるのだろう。  今日は北朝鮮と韓国の間で交戦があり、 双方に犠牲者が出ている様子だし、 これなどもWCで韓国がベスト4入りしたことと無縁ではあるまい。  韓国はまだ平和ではないのだし、 日本に住む人達もいつか巻き込まれていくことになるのだろう。  過去の問題があるので触れにくい部分なのだが、こんなに切実な問題を 正面から論じることがタブー視されているのはなんとももどかしい。

 本日漕行16Km、1時間49分

 さて、世の中がいかに大変なことになっていても仕事も練習もしないといけないのである。  やっこらせと漕いでこのタイム。  よさめのコースコンディションだったのでこんなもんだろう。



2002/6/23 日

13時50分。曇り・気温16度
東の風2m、もうすぐ満潮

台船より鶴見川を見る

 なぜだか今日はだれも川に出ていない。  午前中はボートの人なんかがいたらしいが、どうしたんだろう?  今日はワールドカップの試合もないというのに・・・ と、ちょっぴり寂しさを感じつつ艇を出す。

 本日漕行16Km、1時間47分

 べったりと曇っている上に気温も低いので、 漕いでいてもスタミナを奪われない感じだが、 他の舟が出ていないのでちょっと退屈だ。  潮が上げてきているので川は緩やかに逆流している。  白い買い物袋が緑色に濁った水中を漂う上を、レーシング艇はすべるように進んでゆくが、 灰色の景色の中で、時間すら澱んでしまいそうな感覚にとらわれてしまう。
 波を立てる動力船に出会わず給水も不要だったので、 4周漕ぎ終えてみると、この時期にしては速めに廻ってこれたことに気がついた。



2002/6/16 日

13時10分。曇り・気温26度
南の風3m、もうすぐ干潮

台船より鶴見川を見る

 もう梅雨に入っている。
 昨日は時々小雨の降る寂しいお天気だったが、 今日は曇りとはいえ涼しめでなかなかよい練習日和である。  ただおとといの深夜の豪雨のためか、川にはかなりゴミが浮かんでいた。

カヌー教室
カヌー教室が開かれていた。

 カヌー教室をやっていた。  もしかしたらこの川でカヌーデビューする人もいたかもしれないが、 あまりきれいでないので引かなかっただろうか?
 漕艇場の施設も利用できるし、 流れも少ないので競技艇の練習にはいいが、アウトドア的には夢がないかもしれない。  なにしろここは川というより広い用水路みたいなのだ。  今日参加した人達がもっと多くの川に接して、 水の上の遊びを愛してくれるようになることを祈りたい。

 本日漕行16Km、1時間50分

 練習のほうはまずまずのお天気(曇り)のおかげでこの時期としては楽な感じだった。  動力船も何度か通ったが、順調に4週を漕ぎ終えた。



2002/6/9 日

16時05分。快晴・気温28度
南の風4m、満潮

台船より鶴見川を見る

 午前中は10mを越える北風で台船が出せなかったようだが、 午後には風向きも変わり出艇可能となった。  鶴見近辺まで出かけたついでに漕艇場を見に来て、台船が出ていたので艇を取りに帰ったのだが、 時間は既に午後4時を廻っていた。

 本日漕行8Km、0時間55分

 漕艇場の最終時間は午後5時30分。 5時20分までに上がらなくてはならない。  練習時間は1時間。 ウォーミングアップもそこそこに艇を出す。  短い時間なので最初から飛ばそうと思ったが、そんなにうまいことは行かない。  風のせいか妙な波が立っていて、とても漕ぎにくいのだ。  しかも、西日が水面に反射してとても眩しい。 めまいがしそうだ。  この上流数キロのところで今夜ロシアと日本が闘うのだな・・などとぼんやりと考えた。  ぼーっとしている間に2週を終了。 やはり負荷が足りない気はする。
 今20時05分。 ここ横浜市神奈川区某所の上空をひっきりなしに報道のヘリが飛ぶ。  数キロはなれた横浜国際競技場で ワールドカップ予選H組のロシア・日本戦が始まろうとしているのだ。  やっぱり今日はこれを軸に動いてしまいました。 いやーもうすぐ始まるなー。



2002/6/2 日

12時30分。晴れ・気温25度
西の風2m、満潮から干潮へ

台船より鶴見川を見る

 一昨日からサッカーのワールドカップが始まっている。  今日も2時半から鹿島での予選Eグループのアルゼンチンvsナイジェリアが総合テレビで 放送されるが、そのせいかなんとなく街も人出が少ないような気が・・・する。

 本日漕行8Km、1時間00分?

 2週目で末吉橋を折り返そうとしたときに、上流からモーターボートが下ってきた。  船上では上半身裸の太った男がくわえタバコで舵をとっている。  この艇に気がつくとスピードを落として橋の袂で静かにすれ違ったのだが、 折り返して川を下り始めると大きな引き波が残っていて、 まともに漕ぎ進めないほどだった。  横波を受けないように川をジグザグに進んでようやく台船に戻り、 台船に上がってうねりがおさまるのを待っていたら、別のモーターボートが通り過ぎた。  もうしばらくすると、さっき下って行った上裸男のフネがまた上がってきた。  この人は台船の前では徐行運転をしてくれている。(いい人だ)  しかし引き波はその前後のものが残っているので、 垂直に護岸されたこの川ではいつまでも水面がうねりつづけるのだ。  レーシングカヌーや競技用のボートの中には、この程度のうねりでひっくり 返るものがあるということが、あまり知られていないらしい。   ・・・しょうがない、今日は撤収。
 帰ってサッカー見よっと。




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