今日は暖かかったのでリラックスムードで艇を出した。 　最初はゆっくりと、そして徐々にピッチを上げる。 　今日もより効率的なフォームを求めて、 自然に・楽に、そしてなるべく速く進む漕ぎ方を求道者のように追求するのだ。
　横着者ともいうかな。

　本日漕行１６Ｋｍ、１時間４８分

　いつも４週をノルマに漕いでいるのだが、 今日ある人に「いつも６週くらい漕ぐんですよね」。と言われた・・・。　２時間でである。
　一往復で４Ｋｍだから、２４Ｋｍ。
　平均時速１２Ｋｍ、約９．５Ｋｔ・・・。
　考えてみれば不可能な数字ではない。
　５００ｍを２分間で漕げば平均時速１５Ｋｍ。 　その力があれば平均時速１２Ｋｍで２時間は行けるんじゃないか。
　・・・やっぱオレじゃ無理だな。

　昨日は土砂運搬船が通っていたのでコースの状態は良くなかったという。 　上流の遊水池整備の残土を運んでいるのだ。 2002年のサッカーワールドカップ開催に向けて作業中ってとこだろうが、 あの工事まだ終わってなかったのね・・・。

　本日漕行１６Ｋｍ、１時間５１分

　夏季に比べると練習はずいぶんと楽だが、沈するとちょっと寒そうな季節になった。 　ロングジョンを着なければならなくなるまであとわずかだが、 それまでは気持ちよく漕げそうだ。　あとは件の工事の早期終結を祈るばかり。

　土曜は一日雨降りだったので日曜の練習となった。 　ややひんやりとした空気の中、艇を台船から離し、 いつものように、おぼつかないパドル捌きで漕ぎ始める。

　本日漕行１３Ｋｍ、１時間３０分

　今日は出てきたのが遅かったので３週と決めていた。 　涼しくなったせいかとても気持ちよく漕げたのだが、 漕ぎ出すまでは相変わらずイヤな感じだ。 　べつに調子は悪くないと思うのだけど・・・現役時代のトラウマか？

　１１月に入った。　そして雨降り。
　練習している艇はシングルスカルが一艇とナックルフォーが一艇。 　景色が薄暗いのでサングラス（飛沫除け）はせずに、いつも後ろ向きに被っている帽子の 鍔を前にかぶり直して出艇。 雨水でパドルがぬるぬるする。 　帽子を深くかぶりすぎて、前がよく見えなかったので２週目の終わりにかぶり直した。

　本日漕行１６Ｋｍ、１時間４９分

　次第に強くなる雨の中を、フォームのみに注意を集中して黙々と漕ぐ。 キャッチの直前に押し手が伸びきるようにすると、ほとんど腕を曲げずにパドリングできるのだ。 　ストロークがとても短くなり不安定に感じるが、振り下ろすようにキャッチすれば 艇がぐっと前に出るのがわかるし、短く刻むような漕ぎ方になるので自然にピッチが上がる。 　ただ、これが本当に効率のいい漕ぎ方なのか、 一線を遠く退いた今となっては確かめようもないのを残念に思う。
　って、ためしてないんかい。　(セルフつっこみ)