今週の鶴見川


2001/4/29 日

13時10分。曇りのち雨・気温20度
南の風3〜8m、引き潮

台船より鶴見川を見る

 大きく潮が引いて川底が大半露出している。どうやってフネを出したらいいのだろう・・・。
と、そんな夢を見た。 夢に見たほどではないが、今日もたしかに引き潮だ。
 13時30分。艇を出そうとすると河口方面からジェットスキーのグループが遡上してきた。 6艇ほどで、そのうちの3艇には女性がしがみつくように同乗している。 台船の前を何艇かが速度を上げて通り過ぎた。横波が立ったので、 しばらく治まるのを待ってから出艇する。
 第二京浜道路あたりから川の曲がりの内側にあたる西側では、 所々で川底がのぞいている。そして堤防の内側には5メートル間隔くらいで自転が捨てられている。 盗難自転車のなれの果てなのだろう。なんとなく近未来の都会のイメージである。 (自分が都会の未来にネガティブなイメージを持っていることに気づく。)
 小雨が降ってきた。舳先に魚が2度ほど当たる。今日はボラが多そうだ。30センチほどの ボラが飛び出してきてパドルの下をくぐり抜ける。もしかしてボラに遊ばれてる?

 本日漕行距離16Km、時間1時間48分。

 途中から雨も降ってきたが、涼しかったので快調。 来週は連休の家族サービスのため練習お休みか?



2001/4/22 日

11時40分。晴れ気温18度
北東の風3〜8m、引き潮

台船より鶴見川を見る

 昨日は時々小雨の降るちょっぴり肌寒い一日だった。 今日は朝のうち雲が多かったものの思いの外早く天気が回復し、良い練習日和となった。 っというワケで、(昨日はどこへも連れて行ってもらえなかったから) 「今日は早く行って早く帰ってきて!!」とカミさんに家を追い出され、 いつもより少し早い出艇となった。

太陽の周りに虹?

 ふと見上げると太陽の近くの雲に虹のような光がっ、怪現象か!!  なんてね。 ただの薄い雲なんでしょうけど、珍しいでしょ。

 艇を出した時間が昼前で、ボートの人たちはほとんど上がってしまっていた。 僕は一人で台船と末吉橋の間を四往復して練習を終えた。

 本日漕行距離16Km、時間1時間49分。

 週一回のこの練習のみでは運動不足と感じる今日この頃。  気のせいかおなかも出てきたぞ。



2001/4/14 土

13時30分。晴れ(のち曇)気温21度
南の風5〜15m、引き潮

台船より鶴見川を見る

 風がある。川を吹き上がる南風だ。今しがた出たボートはバウを川上に向ける前に 横向きのまま押し流されて行ってしまった。 昇りは追い風だからまだしも、戻ってくるにはリキがいりそうだ。 全てのボートが出たのを見計らって、恐るおそる艇を出した。
 まあ別に海じゃないんだし水温も高くなっているので、落ちても滅多なことはないだろうが、 できればこの川で泳ぐのは避けたい。波は一番高くなるところでちょっぴり白波が立つ程度で、 これくらいならなんとか行けそうだ。 カヤックが波に突っ込むとコーミングに当たる水が飛沫を上げて膝を濡らす。 緊張して漕いでいると、ブレードを差し込んだ水面から銀色のアジが飛び出して、デッキを越えていった。 からかうのはよしとくれよお魚さん・・・。 3周漕いで3時20分、あと30分でもう1周というところで ほかの艇はみんな上がってしまった。ええい、あと一週だけだイケー!

 本日漕行距離16Km、時間1時間57分。

 久々に手にマメ作っちまいました。 一生懸命漕いだつもりがタイムはこんなもの・・・。  正直くたびれました。



2001/4/7 土

13時40分。晴れ・気温摂氏18度
南の風1〜3m、上げ潮

台船より鶴見川を見る

 さくら銀行は住友と合併してその花の名を失ったが、 今年の桜は一週間咲き続けている。
 漕艇場の隅でいいものを見つけた。花びらの吹き溜まりだ。 両手ですくい上げると、かすかにしめり気を含んでしんなりとしていたが、 放り上げたら期待通りの桜吹雪になった・・・。
 僕はひとりで何をしてるんだろう?

 今日は満月なのか? 潮の干満差が大きい。四時半近くの満潮に向けて 潮は上げている真っ最中。川は内陸に向けて流れている。 おそらくは新幹線の線路と交差する綱島あたりまでは逆流しているのだろう。 地球規模の温暖化の影響でこれから50年くらいのあいだに、海水面は 50センチくらい上昇すると言われている。この川周辺には以前からゼロメートル地帯 と呼ばれている海抜の低い地域が広く存在している。堤防のすぐ側には民家が建ち並び、 さらに新顔のマンションも建築中だ。こんなところに建てるのをなぜ許可してしまうのだろう?  堤防の大型化なんてこともできなくなってしまうじゃないか。環境問題が解決する前に防災 コストで国が破産しそうだな。 長良川の河口堰なんかも防災には役立ちそうにないなあ。 海面が上昇すると海が内陸に入り込む図式だから、 ただ海を仕切っている感じになってしまいそう。 50年後には意味不明の構築物と呼ばれているかもしれないなあ。
 あれ?僕はいったい何を考えているんだろ。

 本日漕行距離16Km、時間1時間49分。
天気晴朗なれどサクラボケ気味なり。



2001/4/1 日

14時00分。晴れ・気温摂氏14度
南東の風1〜5m、干潮

台船より鶴見川を見る

 早いものでもう四月である。桜の花も満開だ。 でも昨日は寒くて横浜でも雪が降った。花冷えというやつだろうか?

 昨日とは打って変わっての晴天というわけで、我が家は朝から多摩川で花見と しゃれこんだ。いや、土手を散歩するだけなんだけどね。満開の桜の木の下を歩きながら 青い空を見上げて鼻から息を吸って、季節が変わったのを感じてマンゾクした。

多摩川の桜

 多摩川で春の気分を満喫していたら、鶴見の漕艇場行きが遅れてしまった。 あたふたと2時近くになって漕艇場に着いてみると、こちらも何となくお花見ムード。 こんなことなら最初から花見は鶴見川にしておけばよかった?!
そんなわけで出艇は2時20分になり3周しか漕げませんでした。いやはや・・。

鶴見川でも花見

 本日漕行距離12Km、時間1時間17分。
 もうじきレガッタがあるとのことで、ボートの人たちの練習に気合いが入っている。 並んで漕いでいるこちら側にも、やる気というか闘志というか、そんなナニかが 伝わってくる気がして張り合いがあった。短いけれども充実した(気分の)練習であった。




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