今週の鶴見川


2001/1/28 日

スノーマン

 ここのところ週末毎に大雪になる。土曜日中降り続いた雪は、先週よりも ぶ厚く地面を覆ってしまった。今週はほんとに車を出せそうにない。

14時30分。晴れ・気温摂氏8度
ほぼ無風、満潮から引き始め。

台船より鶴見川橋を見る

 むむ?車は出せないはずでは。いえ、出せました。昼過ぎに道路を偵察したら 通れるようになってましてハイ。 それでやっとこさ漕艇場に来てみたが、既に出艇できる 時間ではなかったので写真を撮って帰ってきたワケである。くやしいことに、先週より コースコンディションが良さそうだった。今年は仕事が忙しくて、なかなか運動する時間が とれないし、こんなことでさぼっていては、あっというまにオーバーウエイトだ。 くわばらくわばら・・。

本日漕行なし、まあ見学ってぇとこか。



2001/1/21 日

雪を被るルシーダ号

 土曜の夕方から降り始めた雪は、一晩で南関東平野部おも覆い尽くした。 明けて日曜の朝は昨日の荒天が嘘のように晴れ上がったが、家の前の坂は氷っているわ 車は雪を被っているわで「漕艇場へは行けまい、練習中止!」と朝寝坊を決め込んだ。  しかし昼前に外を見ると強い日差しに雪は溶け去り、 漕艇場へ続く道はさあ行けと言わんばかりに開かれていたのだった。

13時30分。晴れのち曇り・気温摂氏7度
北の風0〜5m、満潮。

台船より鶴見川橋を見る

 というわけで午後の漕艇場。今度はだんだん曇ってきた。来た時間が遅かったので 概ね3周ほどしかできないだろうが、とにかく沈をしないよう漕ぎきるため気合いを入れる。

 川面には他のフネはいないが、水面に妙な横方向のうねりがあり漕ぎづらい。 モーターボートでも通ったのだろうか? 一応ネオプレンゴムで出来たベストとパンツを履いているが 上体は暑く腕は冷たいという奇妙な状態だ。体温を上げるためにせっせと漕ぐが秋頃のような ペースに戻らずもどかしい。1・2・3月は水上練習しない場合が多いがそれは正解だな。 オーバークールでちっともペースが上がらないし、川に落ちたら命の危険すらある。
 それでも今漕いでいるのは、やれるトレーニングが、週一回の鶴見川での水上練習のみということと、 この練習が唯一自分でコントロールできるストレス源であるということ。  コントロールできるストレスというのは貴重なんだぜ。 このストレスが回復するときは 他のいろんなストレスも一緒に回復に向かうんだ。 だからペースが上がらなくても我慢がまん。  寒くても我慢、春までガマン、水が汚くてもがまん。

本日漕行12Km、1時間30分
年末年始に2週休んだのが大きく響いている。
増えた体重が元へ戻るのはいつの日かぁ。



2001/1/14 日

今週は江戸川だ

松戸市長杯カヌー競技大会に参加
9時30分。晴れ・気温3度くらい?

松戸市長杯

 昨日の曇天とはうって変わって快晴の朝を迎えた。 しかし気温の方はこの冬一番の冷え込みだったに違いない。
 早朝に横浜を出て、会場である江戸川河川敷に到着すると、 駐車場横のグランドは一面霜柱に埋まっていた。川岸に出ると、 岸辺は凍っているではないか。氷を割って艇を出すのは初めての経験だな。

江戸川河岸には氷が張っていた

 「松戸市長杯」はクラブ対抗の競技会である。5人以上のクラブで、さらに大会用に結成した チームは認めないという厳格な基準があるというので、 今回はいつもお世話になっているカヌーショップ「BAJA」の、 チーム「BAJA横浜」(バハ横浜)に入れてもらって参加した。
 資格は厳しいようだが参加者は368名もいて、河川敷の駐車場はカヌーを積んだ車で一杯に なっていた。競技専門のクラブも多かったが、来ている人たちは試合をするというより競技を 楽しむというオトナの遊びの雰囲気。まるでオートキャンプ場にいるようだ。

焚き火

カヌーは「沈してなんぼ」という説あり

 レース開始は11時である。 コースは、最初上流へ登り、折り返してスタート地点よりも下流まで漕いでまた折り返し、 出艇場所近くのゴールへ戻ってくるという、全長約5Kmの行程だ。
 スタート地点はやや下流にあるので早めに艇を出すことにした。 既に岸辺の氷は消えていたが素足で水に入るのはさすがに冷たい。 8時頃からだんだん風が出てきていて、スタートのときには風速5m近い北風が吹いていた。 みな寒さが肌身にしみているだろう。
 シーカヤックやスラローム艇の人たちはウェット素材のウエアを着ている場合が多いが、 レーシング艇の学生さんや子供たちはジャージの重ね着とウインドブレーカーという 組み合わせがほとんどだ。若さだねえ。  自分はウエット地のパンツ(タイツ?)に上は半袖Tシャツという組み合わせにしてみたが、 向かい風になると上体が冷え切ってしまう。(しまったー)  もろに水をかぶる右手もジンとして感覚が鈍いので、パドルの握りを目で確かめた。 握り方を間違えると寒中水泳になってしまうからだ。
 スタートはレーシングとシーカヤックが1組で、スラロームやファルトその他が2組以降という 時差式になっている。スタート時間が近づくにつれ、スタートラインの付近が混み合ってくる。 レーシング艇にとってこの状態はとてもアブナイ。止まり沈、接触沈なんでもありだ。 ひしめきあう艇と艇の間を進んで最前列に着けようとしていると、ホーンが鳴ってレースが始まった。
 前のRK-1、RK-2、シーカヤックなどが勢いよく進んでゆく。引き波が重なって激しく波立つ 水面を、他の艇を避けながら漕ぐが、進路を維持するのが精一杯だ。不規則な波をザクザク 切り裂きながら進む。正面からの風が冷たい。鼻がもげそうだ。 正月のごちそう食べ過ぎで 鏡餅のようになった腹が重たくて、息が切れる。 激しい呼吸が喉を刺激してもどしそうになり パドルを止める。まあ練習の時もよくあることだと気を取り直して漕ぎ始める。  止まるな!つっぱしれー。
 だが腕の感覚も鈍くフォームをチェックする余裕もない。 周囲の艇もピッチが落ちて来ている。
 前方に赤いゼッケンのK-1がいる。招待選手の丸山氏だ。あのクリーム色の艇はレーザーか? しかし自艇ではないようだ。パドルの立ち方が際だっているがキャチはあまり腕が伸びていない? これが「引くというよりも差し込む感じ」と言っていたあのキャチなのだろうか。 既に流しモードに入っているのか、それとも不慣れな艇で調子が出ないのであろうか?  もっとガシガシ漕いでるとこを見たかったんだがなー。
 折り返すと向こうから後発のグループがやってきた。ファルトやスラローム艇だ。 カヤックを一人で漕いでいる子供もいる。オジサンもがんばるべしと、また漕ぐ。 2回目の折り返しを終えた先頭グループの飛沫が見えてきた。男子K-2が先頭だが、その後ろでは K-2とK-1がデッドヒートを展開している。
 最後の折り返しをしたあたりで女子K-2に抜かれる。すぐ前のC-1にも、 どうしても追いつけない。その並びのままでゴールイン。
 艇を岸に着けると、浅瀬にいた女の子のK-2がひっくり返った。ここまで無事に来たのにネ。寒いぞ!
 後で聞くところによると、スタート直後にシーカヤックペアが沈したり、折り返し点でC-1が沈したりと 結構川に落ちた人がいたとのこと。きっと一生の思い出となったことであろう。

目撃、オリンピック選手

丸山小百合/安藤太郎選手

 シドニーオリンピックで唯一RK-1日本代表となった丸山小百合選手を一度見てみたかったのだが、 (漕いでるところをである!)今回スラロームの安藤太郎選手と共に招待選手として参加していて、 思いがけず間近で見ることができた。しかし今回は他の選手に遠慮してか、流しモードの感じだった。 (それでも追いつけなかったが)
 写真は開会式で紹介されたときのもの。シャッタータイミングが悪く、副笑いみたいになってしまたが、 本当はもっとカワイくて、とてもいい感じの方でした。

 今回参加のチャンスをくれた「BAJA横浜」のママ、スクールの校長先生、そしてメンバーの皆さん ありがとうございました。レーシングも出られる競技会があったら、また声をかけて下さいね。



2001/1/8 月(成人の日)

今日は今年の漕ぎ初め、すなわち
「21世紀最初の」 練習日になる・・はずだった。

12時00分。曇り・気温5度。

 昨夜の天候は大荒れで、関東でも雪が降った。 ニュースによれば各地の成人式会場も別の意味で大荒れとのことだった。
 出艇できるかを電話で漕艇場に確認すると、時折吹く強風のため 台船を出していないとのこと。本日の初漕ぎは断念。うーん残念。
でも寒々としているので、ちょっとほっとした。

目撃、横浜の雪

雪景色

ウチの前の畑にも雪が残った。
こんな景色だが横浜市内だ。 (^^;



2001/1/3 水

10時00分。晴れ・気温12度。

 21世紀である。そして苺である。ヨメさんの実家の(高知県)近くにある 神社で初詣をした帰り、ビニールハウスの前を通りかかったら 中からおばさんが出てきて苺をくれた。 いや、子供にである。

ハウス苺

 「う〜んおいしそうだなあ、どれムシャムシャ」って感じで、 まるでテレ東の「クイズところ変われば」みたいだ。 本当にうまかったっす。

目撃、漕ぎ初め

正月カヌーだ

 せっかく高知県中村市まで来ているので、四万十川の様子を見に行った。 さすがカヌーのメッカと言われるだけあって、川を下るグループが何組か見受けられたが、 写真の左下に小さく写っているのがその一組である。こんなにきれいな川で初漕ぎなんて 羨ましいかぎりだ。

口屋内の沈下橋

口屋内の橋より上流を眺める

 夏に来たときはこーんなになっていて漕げたもんじゃなかった。

今年こそは良い川遊びができますよ−に。合掌(またはアーメン)




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