今週の鶴見川


2000/9/23 土

 13時45分、気温24度。曇り(後雨)。南の風1〜2メートル。満潮から引き始め。

台船から森永橋を見る

 カーラジオからはシドニーオリンピックの野球で、日本対韓国の中継が流れている。 6回裏、日本2点追加で4対4になったところだ。  艇を出したら、待ってましたといわんばかりに大粒の雨が降り出した。 穏やかな水面に、小さなキノコ雲のような、エノキダケのような水の粒が一斉に立ち上がる。 心地よい秋の雨だ。 コースにはナックルフォー、ダブルスカル、シングルスカル、スラローム艇が出ているが、 雨で上がる艇はなさそうだ。それどころかいつもより練習に熱がこもっている気がする。 恵みの雨、秋らしく控えめな気温。おかげで給水もペットボトルの小で足りた。 しばらくは練習にいい季節が続きそうだな。
 本日漕行距離16キロメートル1時間48分

目撃、鳩の雨宿り



2000/9/16 土

 午後15時15分、気温28度。曇り時々雨。南の風3メートル。もうすぐ満潮。

台船から森永橋を見る

 朝から空に雷鳴が響く。台風17号の影響で大気の状態が不安定なのだ。 漕艇場に着くと大田部長がいた。今日は漕がないらしいので少し立ち話をする。雲の間に 稲妻が走っている。
 「そろそろ出艇するけど、この天気じゃ雷が心配だねえ」
 「雷は大丈夫ですよ。 まあ、落ちたら落ちたときのことですし」
って、漕ぐのはオレだよ!・・と内心つっこむ。
 気温は低めで日も差さず、熱でスタミナを奪われる心配は少ない。 雨に備えて帽子のツバを前にかぶり直し漕ぎはじめた。
 そろそろ秋モードで4周はキープしたい。しかし1週目はペースが上がらず 30分かかる。2週目で異変に気づく。二国(国道1号線)の橋を過ぎるあたりで 急に気温が下がるのだ。心なしか雷鳴も近づく。少しペースが上がり、3週目で 25分ペース。雨がぱらついてきた。スカルが2艇、末吉橋近くにいるはずだ。 気温も下がったし、まだいける。二国の近くでダブルスカルとすれ違う。 向こうからシングルスカルが下ってくるのが見える。背後に稲妻が光る。 水道橋手前でシングルスカルとすれ違う。末吉橋まで5分。スカルとともに 戻るべきか。しかしここを乗り切ればオレも一皮むけるかもしれないな。 橋まで行ってもスカルと10分程の差しかあるまい。
 稲妻を眺めつつ末吉橋を目指す。周囲は薄暗く雷鳴は近づき本降りとなる。 末吉橋でターン。背後に雷鳴が迫る。腕の疲れを庇う余裕はない。 雨足が強くなり雷鳴は岩が砕けるようである。右手の電波塔に落雷したようだ。 距離はおよそ1キロか? 雷の直撃を避けるため避雷針代わりを探しながら漕ぐ。 水道橋で左方向にも落雷する。たたきつけるような雨と正面からの強風。 稲光と雷鳴の時間差がなくなっているので、300メートル以内に落雷したのが わかる。運が無きゃ鶴見川に浮かぶぞ。(ライジャケしてるしな) こんなときはそうだアレだ。桑原桑原・・(繰り返し)
 激しい雨は帽子のツバ越しに目を覆うが、淡水なので視界は保てる。 雨水はなぜか甘い。薄暗い景色のなかをネオンサインのような 雷光に照らされて台船に辿り着くと、豪雨のなか職員の渡辺さんが待っていてくれた。  渡辺さんに艇を運ぶのを手伝ってもらい、艇庫で雷が去るのを待ったのだった。

本日漕行16キロ、1時間53分というところか。 最後の1周のみ4キロで23分のハイペース。

教 訓

(いまさら)一皮むけなくていいので、雷なら早く上がりましょう。

総持寺に落雷

目撃、総持寺に落雷(写真はイメージ)

 夜、オリンピックの中継で柔道を観戦。田村選手と野村選手が金メダルを獲得。 やったね、柔ちゃん。(ウチの車トヨタだし)しかしアトランタに続き金を連取した 野村選手は、この人誰だっけ? という感じ。(失礼しました)


2000/9/9 土

 午後13時、気温30度。晴れ時々曇り。南の風3〜5メートル。もうすぐ満潮。

台船から森永橋を見る

 もう暑いと書くのも飽きた。いつまでも夏モードで練習量を下げっぱなしと いうわけにも行かないので、2時間4周ペースに戻すべく、休みながら漕ぐ。 やや風もあったので涼むこともできた。

カヌー教室

 今日はカヌーに乗る人も多かった。レーシングの人もいたようだ。 言葉を交わすわけでもないが、同じ種目の人を見るとちょっとうれしい。
 本日漕行距離16キロメートル2時間00分

目撃、飛び込む少年。

 中学生くらいだろうか、8人の子供たちがパンツ姿で 次々と川に飛び込むのを目撃。よほどおもしろかったらしく、 3時間以上そうやって遊んでいた。
 鶴見川はけっこう危ないので止めてやろうかとも思ったが、 自然の危険も経験できないご時世でもあるし、ときおり 見ておく程度で放っておくことにした。 でもきっと腹こわしたな、あれは。



2000/9/2 土

 午後15時、気温32度。晴れ。南の風2メートル。上げ潮。

台船から森永橋を見る

 9月になったというのに気温32度とはなにごとだ。 これでは暑くて練習にならないではないか!  と、さぼりモードを正当化しつつ漕艇場に着いたら、大田部長が来ていた。
 HPを見てやってきたという。やっぱり出しとくもんだねHP。 最近ラグビーがメインの大田部長も夏場はやや暇なのだ。 部長も珍しいがC−1も珍しいので、早速撮影会が始まった。

謎のC−1乗り

 この舟に乗ってキラキラをしょっているのが大田氏である。ちなみに艇は、 あの造研のオーダーメイドである。目の覚めるような青なのでブルーサンダーと 銘々(勝手に)。
 いつもニコニコ気遣いを絶やさない大田部長だが、艇に乗ると表情は 一変する。選手だった頃の緊張感が蘇るのだろうか? 台船前を漕ぐだけだから、そんなにこわい顔をしなくてよろしい。 ちなみに普段の表情は、メンバー紹介のページに・・そのうち載るかも。
 オレもついでに撮ってもらった。レーシング艇が動いている写真が 撮れたので、少しはFWレーシングの事が説明しやすくなるかもしれない。  目指せ、脱!日記のHP。目指せレーシングカヌー専門HP!
本日漕行距離12キロメートル1時間30分

目撃C−1乗り、その正体は?

(答えはCMのあと!)





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